Carstay(カーステイ)

キャンピングカー

カーステイとは

2018年9月からサービスが開始されたカーステイ。
車中泊仕様の車を借りることができるカーシェアと、全国に民家などの駐車場や空き地を車中泊・テント泊のスペースとして借りられるスペースシェアサービスだ。
車中泊使用に改造した車やキャンピングカーを持っていて、長期連休しか使わないというような場合、貸し出すということができる。
借りる場合、カーナビや外部供給電源、トイレなど基本設備から検索が可能。追加のオプションでテントやBBQ施設を借りることもできる。

カーステイの利用方法

カーステイの公式サイトから登録し、車の貸し借りや車中泊スポットを申し込むだけ。
普通のカーシェアリングと同様、車のカギは対面で渡すことが基本になっている。車についてはキャンピングカーやバンが多く、車中泊に使えるトヨタのハイエースも含まれている。
気になる利用料金の相場は1泊8,000~2万円ほど。キャンピングカーの所有者が示す購入金額やカーステイ側の維持費を考慮すると適正といえるだろう。

カーステイのメリット

カーステイで車を借りる場合、どこかへ車中泊旅行することになると思う。そこでカーステイで宿も予約するといいだろう。
宿といってもホテルや旅館ではなく、道の駅や深夜営業していない飲食店、施設の駐車場がメインの宿泊場所となる。
カーステイを使うことで、利用者はそれらの施設から宿泊場所を選び予約できる。施設の利用料金は2,000~5,000円ほどで、料金にあわせて電気が使えたり、テントが張れたりと内容が異なってくる。
施設や店舗は車中泊されることで水を勝手に使われたり、ゴミを放置されたりとデメリットが生じるため、車中泊を禁止しているケースが多かった。
しかし、カーステイでは有料で貸し出し、利用料金の6~8割を還元することで、問題の解消に至ったのだ。
カーステイで利用できる場所は拡大しており、レジャー予約も可能となっている。

カーステイのデメリット

カーシェアリングはもちろん、施設も有料での利用となるので、お金を払って車中泊なんてと思うかもしれない。
しかし、ごみの処分や電源、水道が使用できる場所や保険が込みになっているので、車中泊で起こりうるトラブルに対しても安心して利用できるだろう。
例えば東京都内だとコインパーキングを利用しようにも、車が入らなかったり、駐車場も安くない。カーステイなら割安で電源やシャワー、コインランドリーが利用できるのだ。