ポルシェをはじめ、高級輸入外車を所有するオーナーなら「洗車ってどうしているの?」と一度は質問されたことがあるかもしれない。また、購入を検討している人のなかにも同様の疑問を持っている人はいるだろう。
ポルシェを洗車する方法は「洗車機を使う」「自分で洗う」「プロに洗ってもらう」の3つがある。ここではそれぞれのメリット・デメリットを解説していこう。
洗車機を使う
最も手軽なのが、この洗車機を使って洗車する方法だ。5分程度で洗浄から乾燥まで行ってくれるし、料金は数百円程度しかかからない。手軽に利用できるからこそ、常に綺麗な状態を保てる。
デメリットはやはり繊細さに欠ける点だ。細かい部分の汚れを落とすのが難しかったり、使われているブラシの材質やブラッシングの強さによっては傷がついてしまうリスクがある。
また、輸入車のミラーは固定式・着脱式を採用しているケースが多く、国産車と違って折りたためない。その点を考慮せず洗車機を使ってしまうと、ミラーにブラシが強く当たってしまい、ミラーが落ちてしまう可能性もある。最近の洗車機にはそういった不安を解消するモードが搭載されているものもあるらしいが、それでも不安は残るだろう。
自分で洗う
高級輸入外車オーナーに特に多いのが、この自分で手洗いするという方法だ。メリットは傷がつくかもしれない…という不安がないこと。また、車好きにとっては、休日にじっくりと愛車と向き合える時間が癒しにもなるだろう。愛着のある車を自分で手入れしていくうちに、その愛はより深まっていく。
デメリットは時間と体力を消耗してしまうことだ。タイヤやホイールの汚れを落とし、スポンジやタオルを使いながらシャンプーで洗浄して、最後に拭き上げを行う。さらに車内の清掃まで行えば、ほぼ1日費やすことになるだろう。
また、洗車方法が誤っていたり、使用する道具によっては傷がついてしまうおそれがある。ポルシェジャパンの公式サイトでメンテナンスキットの販売やお手入れの仕方が公開されているので、事前に確認しておこう。
プロに洗ってもらう
最後に紹介するのが、プロに任せるという方法だ。ポルシェのディーラーか、高級車の洗車を専門に行っている会社に依頼するとよいだろう。コーディングまで対応してもらえるため、ボディがツヤツヤになる。傷がつく心配は洗車機より低いし、自分で洗うより手軽だ。
デメリットはディーラーの洗車技術が不確かなこと。洗車専門のプロに依頼した場合は費用が高くつくことだろう。
それぞれにメリット・デメリットがあるが、おすすめなのは自分で洗うかプロに頼ることだ。洗車機だって進歩しているが、やはりリスクが高いし、傷がつくかもと思うと心臓に悪い。あとは費用と時間に相談しながら、自分にあった洗車方法を選ぶと良いだろう。