個人間トラブルについて
カーシェアリングでは、起こり得るトラブルとして約束した時間を遅れたり、無断でキャンセルしたりといったことが多い。
事前に到着30分前に連絡する、30分以上の遅刻はキャンセル扱いにするといったことを事前に伝えることでリスクを抑えられるだろう。
こういったトラブルは、カーシェアリングに限ったことではなく、あらゆる場面で起こり得るリスクだ。
相手の態度が悪ければ二度と利用したいと思わないだろう。少なくても自分は誠実に対応することを心掛けると、リスクは排除できるはずだ。
また、交渉成立後、チャットだけではなく電話を通して連絡が取れるサービスもある。
待ち合わせ場所や時間の再確認には電話を使い、お互いの意思疎通を確実にしておこう。
事故や破損、傷について
交通事故のようなトラブルはまれだが、ないとは言い切れない。事故や保証については仲介サービスが事故補償の手順が決めているため、事前にチェックしておくことが大切だ。
基本的に借り手側は1日自動車保険に加入しているので、補償範囲内で保険がおりるので金銭的な心配は少ないだろう。
ただし、事故処理でマイカーの返却に時間がかかってしまうデメリットはありえるので注意したい。
傷についても普通に乗っていれば起こることは少ない。こういったトラブルは全体の1％にも満たないといわれている。
しかし、返却後ついていなかったはずの傷で揉めないように、利用前と返却時にお互いが車の状態を確認して共有しておきたい。
盗難や横領も
カーシェアリング市場が成長していくと盗難や横領といったトラブルも発生している。
こういったトラブルに対してカーシェアリングサービスを提供するAnyca（エニカ）では個人間カーシェアリング専用保険「カーシェアプロテクト」を開発。
事前に設定し契約することで盗難や横領といったトラブルにも対応できるようになっている。
他人が自分の車を使うということを心得る
カーシェアリングは他人が自分の車を利用することで成立するビジネスだ。
まったくの赤の他人が使用するわけだから、そのことに抵抗感がある場合は副業として向いていない。
カーシェアリングを始める前にそのことを認識しておこう。