常識では考えられない行動を平気でやってしまうドライバーは意外と多い。
食べこぼしやお菓子のカス、床は泥だらけ、どんなに汚しても一言のお詫びもなく返却されることがあった。
こちらは気持ちよく使ってもらおうと時間をかけて掃除しているのにもかかわらず、1日でこんなに汚れるのか?と思うくらい汚れているのだ。
カーシェアでは他の会員に迷惑をかけた場合、会員資格が停止となる。
汚したのなら清掃すべきではないか。人のものを借りたなら、使わないでほしいところだ。
カーシェアの駐車場付近にごみを捨てていくことも。
ごみを車内に放置するのではなく、駐車場の周辺に置いていくケースもある。これが民家だったら、どう思うのか。想像力が欠如しているとしか思えないほどだ。
勝手に捨てるとトラブルになる恐れも
もしも、カーシェアを利用する際、放置されているごみがあればどうする?
何も言わずに捨ててもいいのだろうか。しかし、親切心が思わぬ形でトラブルを生むかもしれない。
こちらがごみだと思ったとしても、実は忘れ物かもしれないのだ。そうなると勝手に捨ててしまうとトラブルになってしまう。
だからといって放置していると、次に乗った人が「ごみを残していた!」となり、こちらの責任になるかもしれない。
このようにマニュアルにないような対応は個人差がでてくる。何が適切な対応なのか正解はないからだ。
なので、自分で責任を持てないことはコールセンターへ連絡するようにしよう。コールセンターへ責任を持っていくことが無難だろう。
放置物や汚れ、ニオイはすぐに連絡が鉄則
こうしたトラブルはどう対処すればいいのだろうか。
放置物や汚れ、ニオイがあった場合、まずは証拠としてカメラで撮っておこう。泥や酷い汚れ、異臭がする場合、その場でカーシェアのコールセンターへ連絡し事情を説明すること。
すぐに連絡することで、相手に問題があるということを示せるからだ。
そのまま放置していると泣き寝入りしてしまう可能性が高い。
カーシェアは利用者の良心で成り立っている
カーシェアは会員利用者の良心とマナーを持っていることが前提の仕組みになっている。
汚したら掃除する、きちんと連絡する、規約で禁止されていることは守るなどなど、当たり前のことだと思うかもしれないが、こういったことができない利用者がいるからなのだ。
いずれにしても人の物借りている、次に使う人がいることを常識とすることが、カーシェアを利用する最低限の心構えといえるだろう。